音読ブームにだまされるな!

音読ブームにだまされるな!

棒読みデタラメ音読を廃し、必ず英語力を高める10の方法

1.構造の理解と単語・フレーズの暗記を先行

当たり前のことだが、文の構造も単語やフレーズの意味もわかっていない文をむやみに棒暗記しても意味はない。まずは文構造と単語やフレーズの暗記を先行すること。しかし、これを繰り返すだけでは、言語を使いこなす能力は身につかない。この後の音読による自動化が必要。


2.リピーティング


音読の最初の段階で、正しい発音を学ぶことが重要。そのためにネイティブスピーカーの音声モデルをセンスグループやセンテンスの単位でリピートし、正しい発音をおぼえることが重要。デタラメな発音で発話することをこの段階で阻止すること。


3.サイト・トランスレーション


センスグループ単位で英語を読み、それを瞬時に翻訳する。日本語の順番は左から右のままでかまわない。音読の最終目的は、日本語を介在させずに意味を理解することだが、この初期トレーニングではあえて母語の日本語を使う。この方法で意味を考えずにデタラメに読むことを阻止する。直読直解に至る前の補助輪。


4.
Read & Look up

センスグループやセンテンス毎に一度音読したものを暗唱して発話する。当然一度目に集中して読まないと二度目の発話ができないので、棒読みはできない。文構造を意識して正しい英語をアウトプットする訓練にもなる。また、意味を考えないと記憶を保持できないので、英語から直接意味を理解する練習にもなる。


5.音読筆写


Read & Look up
を手を使ってやる方法。センスグループ毎に音読しながら暗唱して書き写す。4に加えてスペリングにも注意が必要。英作文対策に最適。

6.加速トレーニング


とにかく速く読む訓練をする。反射神経を養成するための訓練。しかし、意味理解がおろそかになるという大きなデメリットがあるので、他の方法とうまく組み合わせることが大切。スピードを上げるためと割り切ってやるとよい。


7.オーバーラッピング


テキストを見ながら、音声と一緒に読む音読。目と耳と口を同時に使うことで反射神経を高める。棒読みにならないように、意味を考えながら読むことが重要。


8.シャドウイング


高いレベルのリスニング力を身につけ、発音とイントネーションを矯正するための方法。発話に集中するあまり、意味理解がおろそかになってしまうというデメリットがある。リスニング力・発音力の改善のためと割り切って、トレーニングに組み入れるとよい。


9.短文ショートプレゼンテーション


【全ての短文学習のゴール】短文を学習するゴールは全てココに置く。問題が解けることをゴールにするのは絶対にダメ。短文は全て暗唱して自分の言葉として唱えることができるようにする。


10.長文リスニング理解


【全ての長文学習のゴール】長文を学習するゴールは全てココに置く。目で見てわかったり、問題が解けること、和訳ができることをゴールにするのは絶対にダメ。ネイティブが読み上げる音声を聞いて100%わかるようにすることがゴール。この方法によって、左から右に日本語を介在させずに一定の速度で理解できるようになっていることを確認することができる。

1〜8までの方法をうまく組み合わせて、デタラメな発音や意味を考えない棒読みを阻止し、9と10を達成すべし!そうすれば、音読が最大の効果を生むことまちがいなし!